転職サイト比較!採用成功のためのビジュアル活用術
こんにちは!「求人を出してもなかなか応募が集まらない」「どの転職サイトを選ぶべきか迷っている」という採用・人事担当者の方は多いのではないでしょうか?また、「自分に合った転職サイトはどれだろう?」と転職を考えている方も参考にしていただけるかもしれません。
当ブログでは、写真やビジュアルデザインの観点から採用活動や転職活動を成功させるためのヒントを発信していきます。その第一弾として今回は、各主要転職サイト(マイナビ転職、リクナビNEXT、doda、type、エン転職)のUI設計とビジュアル特性を管理人のフォトグラファーいしぴーが徹底分析!
特に注目したのは「各サイトがどのように写真や画像を活用しているか」「どんなビジュアル要素が反応を得ているか」という点です。転職サイトごとに異なるUI設計の意図を理解することで、プラットフォームの特性に合わせた効果的な求人掲載が可能になります。
採用・人事担当者の方には、各サイトの特性に応じた写真選びから掲載方法まで具体的にお伝えします。一方、転職を検討している方にとっても、各サイトの「見せ方」の違いを知ることで、自分に合った転職サイト選びの参考になるはずです。
「写真の使い方って本当に大事なの?」「どうすれば応募を増やせるの?」という疑問をお持ちの採用・人事担当者の方こそ必見です。企業の魅力を最大限に伝えるための具体的なビジュアル戦略を解説し、応募数アップにつながるヒントをお届けします。
※記事の後半では、フォトグラファーいしぴーによる「スマホで簡単にできる求人写真撮影テクニック」の特別コラムもご用意しています。プロが教えるiPhoneでの露出補正のコツなど、すぐに実践できる内容です。
マイナビ転職
デザイン・UIの特徴
マイナビ転職は青と白を基調とした安心感のあるデザインです。全国各エリアごとの「エリア版」ページがあり、地域で求人を探しやすくなっています。職種分類も細かく、業種職種分類においては業界最多クラスのカテゴリがあるので、自分の希望に合った求人が見つけやすいです。トップページには注目の求人や、特集記事などが目立つ位置に配置され、積極的に採用している企業の情報にリーチしやすいです。エリアや職種、キーワードで検索できるメニューが配置されているので使いやすいです。
求職者視点のビジュアル訴求
マイナビ転職は20~30代の若手利用者が多く、特に新卒で「マイナビ」を使ったことがある人が転職でも使うケースが多いです。そのため、新卒向けのマイナビ同様の親しみやすい色やレイアウトで安心感を与えています。検索メニューが充実していて条件検索がしやすいので、希望の求人を直感的に探せます。掲載プランによって掲載できる画像の枚数が異なり、上位プランでは多くの写真を掲載できるため、職場の雰囲気や社員の様子などをビジュアルで確認できます。マイナビ転職は、採用に積極的で費用をかけた企業の求人広告が上位に表示されやすい仕様になっています。そのため、プロのデザイナーやカメラマン、ライターが関わって制作された求人ページでは、視覚的に洗練されていて、わかりやすく情報を得られるのが特徴です。情報の整理もされており、見やすく分かりやすい求人ページが多いことが、求職者にとっての利点となっています。
企業のブランディングに力を入れたページも多く、**「企業の雰囲気をしっかり確認しながら転職先を検討したい」「見やすい求人情報を効率的にチェックしたい」**という人には、マイナビ転職が適しているでしょう。
マイナビ転職では、写真による情報提供が求職者の関心を引く大きな効果があります。「文章だけでは伝えきれない自社の魅力を、画像や写真を使って前面に打ち出せた」という企業の声もあるほどです。
企業側のビジュアル活用ポイント
マイナビ転職に求人を掲載する場合、写真や原稿内容の工夫が重要です。写真掲載枠を活用して、社内の雰囲気や社員の表情など文章では伝えにくい情報を伝えましょう。特に若手求職者はビジュアル情報を重視する傾向があるので、明るく働きやすい職場環境や社員の活き活きとした様子を写真で見せると効果的です。またスカウトメール機能も充実しており、「プレミアムスカウト」ではフリーデザインのメールが送れるので、目立つ工夫をしてアプローチするのも良いでしょう。
差別化ポイント
マイナビ転職の強みは、若手採用に強いことと、全国各地・多様な業種職種に対応する総合力です。転職フェアの開催数も業界トップクラスで、オンラインだけでなくオフラインでの接点も多いのが特徴です。また「女性のおしごと」という女性向け求人特集ページもあり、幅広い求職者層に配慮しています。
企業が活用すべきポイント:
- 写真をふんだんに使って職場の雰囲気を伝える
- 若手向けの明るく親しみやすい表現を心がける
- プレミアムスカウトなど目立つ機能を活用する
- 転職フェアにも積極的に参加する
リクナビNEXT
デザイン・UIの特徴
リクナビNEXTは、幅広い年齢層や経験者向けの求人を多く掲載しており、情報量を重視したデザインとなっています。画面左側には常に会員登録誘導のメニューが固定表示され、スクロールしても「まずは会員登録」ボタンが見えるようになっています。検索結果画面では左側に検索条件フォームが固定表示され、いつでも条件変更ができる使いやすさが特徴です。
求職者視点のビジュアル訴求
リクナビNEXTは豊富な求人からキーワード検索や条件検索で探しやすい設計になっています。検索フォームが固定されているので、求人一覧を見ながらいつでも条件を調整できてストレスなく探せます。求人詳細ページでは応募ボタンが固定表示されているので、情報を読みながらでもすぐに応募できます。リクナビNEXTは、Indeed PLUSという最適な求人サイトに自動で求人原稿が掲載される仕組みを使って掲載された情報が多く、企業が自ら作成・発信する求人情報が掲載されているのが特徴です。そのため、企業担当者が撮影した写真や、独自の表現で構成された求人ページが掲載されており、リアルな職場の雰囲気を知ることができます。また、掲載されている求人数が多いため、より幅広い選択肢の中から自分に合った求人を探せるのが大きなメリットです。
さらに、検索機能が充実しており、広告による掲載順位の影響が少ないため、求職者自身の条件に合わせて求人を見つけやすい設計になっています。**「とにかく多くの求人情報をチェックしたい」「自分の条件に合った企業を少しでも多く見つけたい」**という人には、リクナビNEXTが適しているでしょう。
リクナビNEXTは「大量の求人を効率よく探せる」ことを最優先したUIデザインが特徴です。また、大手ならではの豊富なコンテンツ(診断テストやスカウトサービスなど)による安心感も魅力です。
企業側のビジュアル活用ポイント
リクナビNEXTで求人を目立たせるコツとは?
求職者の目に留まる写真選びが大切です。会社の良さが伝わる写真をまずは自分たちで撮影してみましょう。求人一覧で他社と差をつけることで、より多くのクリックを集められます。
リクナビNEXTに掲載する際は、検索結果一覧で目立つ工夫が大切です。企業の担当者自らが会社の魅力を一目でわかるような写真を撮影することが求められます。一般的な求人広告媒体では、一覧で目を引くために求人タイトルやキャッチコピーとして魅力的なキーワードを画像にのせると目立つ原稿になりますが、同じリクルートグループである求人サイトのIndeedでは、過度な画像の加工やストック写真の利用は推奨されていません(2025年3月現在)。
また、リクナビNEXTの連携元のIndeed PLUSという仕組みがありますが、Indeed PLUS利用の際には、Indeedの利用規約、掲載基準、使用制限が適用されることがリクナビNEXTの公式ホームページに明記されています(2025年3月現在)。そのため、採用管理システム(ATS)を使って求人を出す場合でも、カラフルなデザインでコピーを乗せるなどの写真加工やストックフォトの利用をする際には、リクナビNEXTやIndeedそれぞれのルールをよく確かめて、慎重に行う必要があります。
リクナビNEXTでは求人一覧に「気になる」ボタンがあり、ユーザーが興味のある求人をキープできます。先述したように、一般的な求人広告媒体では視覚的に目を引く工夫が有効ですが、現在のリクナビNEXTでは最新のガイドラインを調べて掲載ルールに従うことが重要です。実際の職場風景や社員を撮影した写真を掲載することで、応募意欲を高め、さらに応募後の対応を迅速に行うことも効果的です。
写真撮影はプロのカメラマンへの外注も一案です。プロカメラマンは限られたスペースでも会社の魅力を伝える構図や演出を心得ており、一目で興味を引くビジュアルを作り出せるので、採用活動全体のクオリティを底上げする効果が期待できます。
ATSを利用して求人情報を作成する際は、システムが提供するフォーマットやテンプレートに従う必要があります。ATSは求人情報の管理や応募者対応を効率化するためのものですが、各プラットフォームの掲載基準を遵守することが求められます。したがって、ATS経由でもリクナビNEXTやIndeedのルールが適用されることを前提に、求人情報を作成する必要があります。
実際の雰囲気を伝えながらも小手先の見せ方に頼らず、企業の本質的な魅力を見せることで、数多くの応募が集まるだけでなく、会社に合った人材を見つけやすくなります。
差別化ポイント
リクナビNEXTの最大の強みは、国内最大級の求人数と知名度、「転職サイトといえばリクナビNEXT」というブランド力と求人数の多さです。UI面では「使いやすさ最優先」の設計が特徴で、検索軸を常時表示し条件変更がしやすくなっています。またリクルートグループのサービス連携も強みで、スカウトが届いたり、転職エージェントやスキル診断コンテンツとシームレスに繋がるメリットもあります。
企業が活用すべきポイント:
- 検索結果一覧で目にとまる、ガイドラインに即した画像を使う
- 職場の雰囲気や仕事の内容がよく伝わる写真が大事。
- 応募後の対応を迅速に行う
- 検索機能を意識したキーワード最適化を行う
doda(デューダ)
デザイン・UIの特徴
dodaは爽やかな青色を基調としたデザインが特徴的な転職サイトです。最大の魅力は転職サイト機能とエージェントサービスの両方を一度に利用できる点です。検索画面では「第二新卒歓迎」や「社会人経験10年以上歓迎」などの細かい条件をチェックボックスで簡単に設定できる仕様になっています。
求人一覧ページでは多くの求人情報を一度に閲覧でき、各カードには「勤務地」「給与」などの重要情報が太字で強調表示されているため、詳細ページを開かなくても主要条件を比較しやすくなっています。求人には「直接応募」と「エージェント経由応募」の2種類があり、ボタンの色で視覚的に区別できるよう工夫されています。
画面左側のサイドバーには詳細な絞り込み条件が設定可能で、求職者は効率よく自分に合った求人を探せます。特徴的な機能として、写真表示と条件のみ表示を切り替えられる点があり、「職場の雰囲気を見たい時」と「条件だけを比較したい時」で表示を変えられる便利さが魅力です。
企業側のビジュアル活用ポイント
企業がdodaに求人を掲載する際のポイントは情報の整理と差別化です。求人票本文では自社の特徴を箇条書きやアイコンで示すことで、一覧表示された際に他社求人に埋もれにくくなります。「勤務地〇〇駅徒歩5分」「年間休日〇日以上」など魅力を短く要約すると、プレビューにも反映されやすく目に留まりやすくなります。
企業ロゴは高解像度で見やすいものを準備し、写真は実際の働く様子が伝わるものを用意することが重要です。プレミア企画を活用して新着求人として複数回表示される仕組みを利用したり、ターゲットメールなどのオプション機能で露出度を上げたりすることも効果的です。
dodaはエージェントサービス利用者も閲覧するため、企業文化や雰囲気が伝わる写真を掲載すると、エージェントから紹介された際に候補者の興味を引きやすくなります。
差別化ポイント
dodaの最大の差別化要素は、転職サイトとエージェントのハイブリッドサービスであることです。求人への直接応募も可能で、希望すればキャリアアドバイザーによるサポートも受けられる包括的なサービスを提供しています。
デザイン面では「条件でまず幅広く見たい」ユーザーを重視した一覧性の高さが特徴です。これは一度に多くの求人情報を見せるというdodaの戦略と合致しています。さらに非公開求人へのアクセスやキャリアアドバイザーのサポートなど、転職活動全体をバックアップする体制が整っています。
企業が活用すべきポイント
- 高解像度の企業ロゴと実際の職場写真で企業文化や雰囲気を視覚的に伝える
- 箇条書きやアイコンを活用して求人情報を整理し、一覧での視認性を高める
- プレミア企画やターゲットメールなどのオプション機能を活用して露出度を上げる
- エージェント経由の応募も想定した詳細な企業情報と魅力的な職場環境の訴求
type(タイプ)
デザイン・UIの特徴
typeは20~30代のビジネスパーソンやエンジニア向けの転職サイトで、黄色をアクセントにした目立ちやすいデザインが特徴です。サイトトップには職種・勤務地・年収で求人検索できるシンプルなフォームがあり、その下に様々な特集コンテンツが並んでいます。「在宅勤務OK特集」「人気求人ランキング」「転職ノウハウ記事」「エンジニア専門サーチ」などがカード型のビジュアル付きで配置され、興味に応じて閲覧できます。また、type独自の機能として、AIによる求人提案や転職力診断テストなどのインタラクティブなコンテンツも充実しています。スマートフォンアプリでもスムーズに転職活動ができ、応募から選考管理まで完結できる点も特徴です。全体的に、typeのUIはIT・Web業界に親和性の高い先進的で機能的なデザインになっています。
求職者視点のビジュアル訴求
typeはITエンジニア求人が豊富で、それを訴求するためにエンジニア向けのイベント情報やスカウトサービスを大きく打ち出しています。トップページには「エンジニア転職フェア開催」などのバナーが写真付きで表示され、最新のイベント情報が視覚的に伝わります。「WEB系求人特集」という特集では、企業ごとの写真や動画で職場の魅力をカラフルなデザインの情報で紹介しており、文章だけでは伝わらない魅力を視覚的に伝えています。適職診断テストや転職ノウハウ記事もアイコンや図版を交えて分かりやすく提供されています。さらに、LINEでスカウトや連絡を受け取れる仕組みもあり、日常的に使うツールで転職情報に触れられるのも特徴です。
typeの大きな特徴は「ビジュアルで企業の魅力を伝える」ことです。写真や動画をふんだんに使って、今の時代にあったデザインでの視覚情報を盛り込み、文字情報だけでは伝わらない企業の雰囲気や仕事内容を効果的にに伝えています。
企業側のビジュアル活用ポイント
typeを利用する企業は、IT・Web業界に強い求職者層に響く訴求を意識するとよいでしょう。求職者は企業の写真やインタビュー動画から社風や仕事内容を感じ取ろうとするので、オフィスの写真や現場社員のインタビュー動画を用意し、特集や自社ページで公開するのがおすすめです。type運営会社自体も取材や記事作成に積極的なので、できるだけ多くの素材を提供し、ビジュアルリッチな原稿に仕上げてもらうと効果的です。イベントに出展する場合は、その様子の写真をレポート記事などに活用できるよう、ブースや説明員の見た目にも配慮するとよいでしょう。AIマッチング機能では求職者の志向に合う求人が自動提案されるので、求人票タイトルや要約文に魅力的なフレーズを入れるとクリック率が上がります。LINE連携した求職者には直接メッセージを送ることもできるので、カジュアル面談の誘いなどを気軽なテキストで送るのも効果的です。
差別化ポイント
typeは他の大手総合サイトと比べて、IT・Web業界と若手人材に特化している点が最大の差別化要因です。掲載求人もエンジニアやWebデザイナー、20代管理職候補などが多く、コンテンツもそれらターゲットに寄り添ったものになっています。デザイン的には、マイナビ転職やリクナビNEXTが万人向けなのに対し、typeはスタイリッシュで機能的な印象が強く、AIマッチングやLINE通知といった最新技術の導入でも先進的です。また、「女の転職type」など姉妹サービスとの連携や、転職イベントの開催など独自のコミュニティ形成にも力を入れており、単なる求人サイトではない総合的な転職支援プラットフォームとして差別化を図っています。
企業が活用すべきポイント:
- オフィスの写真や社員インタビュー動画を用意する
- 特集や自社ページでビジュアルリッチな情報を提供する
- AIマッチングを意識した魅力的なタイトルや要約文を作成する
- LINE連携を活用したカジュアルなコミュニケーションを行う
エン転職
https://employment.en-japan.com
デザイン・UIの特徴
エン転職はエン・ジャパン運営の転職サイトで、シンプルながらブランディングを意識したデザインが特徴です。トップページには「総合満足度〇年連続No.1」といったキャッチコピーが大きく表示され、背景にはテレビCMの映像へのリンクが挿入されています。このリンクからCM動画ページへ遷移でき、有名タレントを起用したブランドCMを見ることができます。
エン転職は**「ユーザーの印象に残る」サイト作り**を念頭に置いており、リクナビNEXTが検索ボックスや会員登録ボタンを前面に出しているのに対し、エン転職のトップ画面は検索フォームを最上部に設置せず、まずブランドメッセージが目に入るよう設計されています。画面左上のロゴ横には「地方の求人」へのリンクボタンがあり、地域絞り込みにすぐ飛べる導線を確保しています。
求人検索結果ページは、条件検索欄がスクロールに追随固定せず、一覧には求人情報のみをシンプルに表示しています。エン転職のUIは情報の見せ方を厳選し、ユーザーを詳細ページへ誘導するデザインといえます。
求職者視点のビジュアル訴求
エン転職は「エン(縁)を大切にする」サービスで、求職者への誠実さを感じさせる設計です。求人詳細ページでは応募ボタンが常に固定表示され、情報を読みながらいつでも応募できます。また、「気になる!」ボタンで保存した求人がない場合は自動でおすすめ求人が表示される機能があり、次のアクションを常に提示しています。
エン転職の求人情報は非常に丁寧に作り込まれている点が特徴で、社内の取材ディレクターとコピーライターにより「正直で詳細な求人広告」が制作されています。求人票には「仕事のやりがい・厳しさ」「向いている人・向いていない人」などの項目があり、ポジティブ情報だけでなくネガティブ情報も掲載。良い面も悪い面も包み隠さず示すことで信頼感を生み出しています。
ビジュアル面では必要以上の装飾はなく、文章やデータが図表で整理され、重要ポイントは太字や色付きで強調されています。
企業側のビジュアル活用ポイント
エン転職で成功する企業は充実した求人原稿を用意しています。企業側は自社の魅力や仕事のリアルな姿を伝えることが重要であり、写真素材や取材対応をしっかり行うことが求められます。
求人原稿には社員インタビューやオフィス写真を載せるスペースがあり、現場社員の生の声や働く様子が伝わるビジュアルで訴求力を高められます。エン転職の原稿は「読み物として面白い」と評判で、ユーザーがじっくり読む傾向があるため、企業は伝えたいメッセージが確実に盛り込まれているかチェックし、必要ならグラフや図解で視覚的に伝えると効果的です。
エン転職には女性向け姉妹サイト**「エン転職WOMAN」**があり、掲載した求人は自動的にそちらにも掲載されます。女性採用を視野に入れる企業は、女性社員の写真やコメントを盛り込むと良いでしょう。
差別化ポイント
エン転職の差別化ポイントは**「入社後の活躍・定着まで見据えたサービス」**です。エン・ジャパンは「採用成功のゴールは入社ではなくその後の活躍」と公言しており、エン転職経由の入社者の1年後定着率は高いという評判があります。
「ミスマッチを防ぐ」という思想がサービス全体に浸透し、求人情報は正直で詳細、サポート機能も充実しています。他サイトが数を追う中、エン転職は質と満足度No.1を掲げ差別化しています。
エン転職は自社で求人作成ディレクター・コピーライターを抱える体制や、成功報酬型プランによる低リスク掲載など、企業側への提供価値でも差別化。「採用後の幸せ」までを考えた媒体というブランディングで競合と一線を画しています。
まとめ
いかがでしたか?今回は主要な転職サイトのデザインとビジュアル訴求ポイントを紹介しました。各サイトには特徴があり、それぞれ強みが異なります。
- マイナビ転職:若手向けの親しみやすいデザインと豊富な写真掲載が特徴
- リクナビNEXT:使いやすさ重視の設計と求人数の多さ、強力な検索機能が魅力
- doda:多くの求人をまとめて比較できる一覧性が強み
- type:IT・Web業界特化型で写真や動画を活用したビジュアル訴求が特徴
- エン転職:ブランディング重視のシンプルなデザインと「採用後の幸せ」まで考えた詳細で正直な求人情報が特徴
転職サイトを選ぶ際は、自分の希望する業界や職種、使いやすさなどを考慮して選ぶとよいでしょう。また企業側は、各サイトの特徴を理解し、そのサイトに合わせたビジュアル戦略を練ることで、より効果的な求人活動ができるはずです。
ぜひ、あなたの転職活動や採用活動に今回の情報を活かしてくださいね!
求人用の写真を撮ってみよう!
フォトグラファー的視点:企業の担当者が撮影するコツ
求人広告を出す際、写真がとても重要なのは言うまでもありません。しかし、必ずしもプロに撮影を依頼できるわけではなく、担当者自ら撮影しなければならない場面もあります。
職場の雰囲気をうまく伝えたいのに、写真が暗くなってしまったり、なんとなく雑然とした印象になってしまったり…。思ったように撮れずに悩むこともあるでしょう。
でも安心してください。ちょっとしたコツを押さえるだけで、上質な写真に仕上がり、求人の効果もグッとアップすること間違いなし!
あなたのスマホで、今すぐできる撮影のポイント
- 明るい場所を選ぶ(窓際の自然光など、光のたっぷりある場所で撮った写真はとても綺麗に写ります)
- 露出補正を使って明るさを調整する(スマホのカメラ設定で明るさを補正することができます)
- 背景を整理する(撮影前に不要なものを片付け、すっきりした印象をつくる)
- 被写体の位置を工夫する(シンプルな背景を選ぶことで、雑然とした印象を避ける。散らかったデスクなどは片付けましょう)
- 自然な表情を引き出す(会話をしながら撮影し、ベストな瞬間を狙うのがとっても大事!!)
- 横位置で撮影する 転職サイトでは、画像は横長表示の場合が多いので、撮影は横位置で行うのが無難
たとえスマホで撮影するとしても、写真のクオリティが上がれば、求人の印象も大きく変わります!
📱 いしぴーのスマホ撮影テクニック 〜スマホ編〜
最新スマホでも知っておきたい露出補正の秘訣
【明るい背景での撮影テクニック】
最近のスマホカメラは、顔や被写体を自動認識して最適な明るさに調整します。しかし、白い壁や窓際など明るい背景では、カメラが全体の平均を取ろうとするため、人物が暗く写りがちです。たとえば、iPhoneの場合、撮影画面をタップすると自動でフォーカスと露出が合わせられますが、その後、画面横に表示される太陽アイコンを上下にスワイプすることで手動にて露出補正が可能です。
【iPhoneでの具体的な操作方法】
- フォーカスと露出合わせ ・撮影画面で被写体をタップすると、黄色いフォーカス枠とともに太陽マーク(露出補正アイコン)が表示されます。
- 露出補正の調整 ・太陽マークを上方向にドラッグすると写真全体が明るく、下方向にドラッグすると暗くなります。 ・たとえば、明るすぎる背景の場合は画面全体が背景の明るさに引っ張られて、メインの被写体が暗く映ってしまうので、明るく補正するのが効果的です。
- AE/AFロックの活用 ・長押しすることで、フォーカスと露出を固定(ロック)できるので、構図を再調整しても明るさが変わらず撮影できます。
- 「設定」→「カメラ」→「設定を保持」の順に選択「露出調整」をオンにすると露出補正値を表示して、補正値を固定できます。
【補正値の目安】
- オフィスの白い壁:+0.3〜+0.5
- 窓際の逆光気味:+0.7〜+1.0
【Androidの場合】
一般的なAndroidカメラでも同様の「露出補正」機能が搭載されています。操作方法はメーカーや機種により多少異なりますが、基本的な仕組みは同じで、補正スライダーで明るさを調整できるようになっています。
【まとめ】
- 自動認識の限界:明るい背景では被写体が暗くなりがちなため、手動の露出補正が有効。
- iPhoneの操作:タップで自動フォーカス後、太陽アイコンを上下スワイプで露出補正。
- 補正値の目安:シーンごとにまずは+0.3〜+1.0程度の補正を試す。
- Androidも同様:操作方法は異なるが、基本機能として露出補正は必ず搭載されている。
このように、自分の撮りたいイメージに合わせた「ちょうどいい明るさ」を手動で設定することで、職場や日常のシーンにおいてもより印象的な写真が撮影できるようになります。ぜひ、iPhoneでもAndroidでも試してみてください!
本記事はあくまで執筆時点の情報をもとにした個人の見解・調査に基づくものであり、最新情報や正確性を保証するものではありません